ヘッドホン製品データベース · 詳細スペック
| シリーズ | WH-1000X |
| タイプ | Over-Ear |
| ドライバー | Dynamic |
| 口径 | 30 mm |
| インピーダンス | 48 Ω |
| 感度 | 102 dB |
| 周波数特性 | 4-40000 |
| 重量 | 250 g |
| 駆動時間 | 30/40 h |
| Bluetooth | 5.3 |
| コーデック | SBC,AAC,LDAC |
| ANC | Adaptive |
| マイク | Yes |
| 防水 | — |
| 発売年 | 2025 |
音響特性
スペック比較・本機基準
| 製品DB | ソニー WH-1000XM6 ★ | ボーズ QC Ultra II | ボーズ QuietComfort Ultra | ダイソン OnTrac |
|---|---|---|---|---|
| Driver | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic |
| Impedance | 48 Ω | — | — | — |
| Sensitivity | 102 dB | — | — | — |
| Frequency | 4-40000 | — | — | — |
| Weight | 250 g | 254 g↑+4 | 253 g↑+3 | 451 g↑+201 |
| Battery | 30/40 h | 24 h↓-6 | 24 h↓-6 | 55 h↑+25 |
| ANC | Adaptive | Adaptive | Adaptive | Yes |
| Year | 2025 | 2025 | 2023↓-2 | 2024↓-1 |
| Price | $449 | $449 | $429↓-20$ | $429↓-20$ |
↑↓ は ★ 本機との差。軽い・駆動時間が長い・帯域が広い場合は緑。「—」はメーカー非公表。
WH-1000XM6 はソニーの 2025 年フラッグシップ ANC ヘッドホンで、価格は $449。同価格帯の多くより仕様表が充実しています:30 mm ダイナミックドライバー、Bluetooth 5.3、SBC/AAC/LDAC、アダプティブ ANC、1 回の充電で 30 時間(充電ケース併用で 40 時間)、250 g。飛び抜けた数字があるわけではなく、この価格帯で必要な項目がすべて揃っている点に価値があります。
1. カタログ上の位置
このヘッドホンカタログでは価格が 33 位(価格データのある 102 機種)、$300–500 帯の 27 機種では 7 番目に高い——安い選択肢ではなく、この帯の中上位です。250 g は重量データのある 101 機種で 17 番目に軽く、軽い順の上位 20%。興味深いのはインピーダンスで、48 Ω はワイヤレスヘッドホン 45 機種の中で最も高い値(同門の WH-1000XM5 と同値)。ワイヤレスは通常 24–32 Ω で、この数字が効くのは有線接続のときだけです。
2. 数字が実使用で意味すること
Bluetooth 5.3 と LDAC は、対応する Android 端末で 990 kbps 級のハイレゾ経路を使える一方、iPhone は AAC に戻ります——同じヘッドホンでも端末によって上限が変わります。感度 102 dB で鳴らしやすく、48 Ω は有線でもアンプ不要。公称 30 時間(ケース併用 40 時間)は、1 日 2 時間の通勤なら約 2 週間に 1 回の充電です。
3. 装着感・ノイズキャンセリング・用途
250 g は同形態で軽い順の上位 20%、同価格帯の Dyson OnTrac より 201 g 軽い——1 日 6 時間以上使う人ならすぐ分かる差です。アダプティブ ANC とマイクで通勤・オフィスに向きますが、防水等級は非公表なのでスポーツや雨天には向きません。
4. 最も近い 3 モデルとの項目別比較
同価格帯で最も近いのは Bose QC Ultra II($449)、Bose QuietComfort Ultra($429)、Dyson OnTrac($429)。Bose 2 モデルとは重量がほぼ同じ(250 g / 254 g / 253 g)で LDAC が加わります。Dyson OnTrac より 201 g 軽い代わりに、駆動時間は 30 時間対 55 時間。LDAC と充実した仕様なら XM6、装着感を最優先するなら Bose 2 モデルの差はごくわずか、OnTrac の強みは素材と駆動時間で重量ではありません。
5. 明記しておく 3 つの弱点
- 防水等級が非公表:運動時の汗や雨の通勤には不向きで、スポーツ向けヘッドホンとの最も分かりやすい違いです。
- 駆動時間は突出していません:Dyson OnTrac 55 時間、Sennheiser Momentum 4 60 時間、Edifier S3 82 時間はいずれも 30 時間より長い(Bose 2 モデルは 24 時間で短い)。
- 価格はこの帯では高め:$449 は 27 機種中 7 番目に高く、仕様がほぼ同じ同門の WH-1000XM5 は $399 です。
- ハイレゾは Android 前提:LDAC は同価格帯 Bose に対する明確な差ですが、iPhone は AAC のみでその利点を使えません。
6. 同価格帯の代替候補
- 同じ仕様で安く:Sony WH-1000XM5、$399、48 Ω / 105 dB / 250 g / 30–40 時間 / LDAC。1 世代前ですがインピーダンスと重量は同一です。
- より軽い ANC ヘッドホン:Bose QuietComfort 45、$329、240 g、24 時間。ただし LDAC はありません。
- 駆動時間重視:Sennheiser Momentum 4($379、293 g、60 時間)または Edifier S3($399、329 g、82 時間)。
- 重さを受け入れて長時間駆動:Dyson OnTrac($429、451 g、55 時間)。
- 実は ANC が不要:開放型有線なら Audio-Technica ATH-R70xa($379、470 Ω、199 g)とソニー MDR-MV1($499、24 Ω、100 dB、223 g)は全く別の路線です。
7. 向く人 / 向かない人
- 通勤・オフィスに向く:アダプティブ ANC と 1 回 30 時間の駆動時間。
- Android ユーザーに向く:LDAC は同価格帯 Bose に対する明確な差です。
- スポーツには不向き:防水等級がなく、開放型よりずっと重い。
- 純粋な有線モニタリングには不向き:価値の半分は無線経路と ANC にあり、有線専用で使うともったいない。
データ注記:本記事の結論はすべて自社製品データベースのメーカー公表仕様と同価格帯比較に基づきます(価格・重量・インピーダンス・感度・周波数特性・コーデック・駆動時間・ANC はいずれも照合可能な項目)。未測定の聴感記述は含みません。価格と仕様はメーカーの最新公表値に従います。